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ブランドストーリー
Marshall Jamshidiは、産業デザインを学んだサバンナ芸術工科大学を卒業しました。当時、彼はとても恐ろしいドキュメンタリー映画を観ていました。鑑賞後、棚の上にあるビーカーにふと目をやりました。その時、彼にはビーカーがまるで映画のワンシーンであるかのように見えたのです。Periodic Tablewareのアイデアは、この時の経験を背景にして成長していきました。
「ビーカーとワイングラスを融合させたデザインが、まさに私の頭の中に飛び込んできました。私はガラス工房に行って、それを作ってみましたが、それは現在の商品と同じものではありませんでした。しかし、それはとてもクールに見えました。」
Jamshidiは話します。
「このグラスは私が想像した物そのものではないけど、ビーカーや実験用グラスは、とても象徴的でありまた郷愁を誘うものです。今まで家庭やバーで使うことなど誰も考えつきませんでした。」
実験用グラスを小売店に持っていくことは、Jamshidiにとって、画期的な出来事がちりばめられた道のりでした。彼は2013年6月にキックスターターキャンペーンというクラウドファンディングに応募します。1か月以内に30,000.00USDの目標額を超えました。彼は38,722.00USDを集め、281個のビーカーを作ることになったのです。
(Marshall Jamshidi)
キックスターターキャンペーンが開始してから2週間後、Periodic Tablewareは既に取材報道され、小売店や消費者から注目を浴びていました。取材報道がいくつものビーカーグラスを制作する助けとなったとJamshidiは言います。
Jamshidiはデザイナーとして、ビーカーワイングラスを最初にデザインしました。試験管やシャーレ―などを模したデザインも検討しましたが、それらは皆が実験用グラスを考えるとき、ビーカーやフラスコ以上の象徴的なデザインになり得ませんでした。
「私は数多くのアイデアをボツにしました。なぜならビーカーやフラスコのように知られていない実験用グラスだったからです。それらはとてもクールで、私もとても好きです。しかし、見ている分には良いのですが、グラスとしての使いやすさという意味でも採用を断念しました。」
(ビーカーグラスの初期スケッチ)
ビーカーグラスシリーズの材質は、実際の実験用グラスにも使われる耐熱ガラスであるボロシリケイトガラスや、強化ガラスとして使われるソーダライムガラスが使われています。
ブランドストーリー
2013年6月:クラウドファンディングで資金集め開始
2015年2月:オンラインショップ開設(アメリカ)
2020年9月:オンラインショップ開設(日本)
MEASURE WORKS(株)提携
(展示会での風景)
Periodic Tablewareのオンラインショップが2015年2月に開設され、好評を博しています。小売店への販売も順調ですが、Jamshidiはいたって謙虚です。
「私は、このアイデアを思い付いた最初の人物ではありません。ビーカーマググラスを見たことがありますか?それは既に市場に出回っていました。そう、それは同じアイデアです。最初のアイデアと成功するアイデアにはしばしば違いがあります。私のグラスはとても面白く、ユニークです。お客様は、Periodic Tablewareのグラスを所有したいがために購入してくださるのだと思います。それは少数派かもしれませんが、非常に強力な少数派でしょう。」